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顎口腔顔面に関する研究

 美と顎顔面口腔系  人類・進化学と顎口腔顔面系  小児と顎口腔顔面系
 不正咬合と矯正歯科  性差と顎口腔顔面系  医学生理学における顎口腔顔面系

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美と顎顔面口腔系

顎口腔顔面系におけるアンチエイジング

お顔の老化は全身的な老化のプロセスにおける、外面的な兆候として避けることは
出来ないのでしょう。しかし、老化を積極的に遅らせることは可能な時代になっています。

ンチエイジングにおいても、それぞれ専門の立場からのキリグチがあり、それぞれを、アンチエイジングの専門家がトータルにコーディネートするのでしょうが、顎口腔顔面系からのアンチエイジングには、

まず、
第一は 咬合高径(上下の顎の長さ)の回復・顔面の左右前後関係のバランスの回復による
      筋骨格系へのエイジング
第二は 上記の回復等を通じて行う唾液活性によるエイジング
第三は 口臭防止や歯周組織のエイジング
第四は 歯牙のエイジング
に大きく分けることが出来ます。

この四つの要素の中で々が専門的に行っているのが、1,2になります。

そして、皮膚自体のエイジングは皮膚科、また容貌などの修正等は美容外科、
歯周組織は歯周病専門歯科、歯牙のエイジングは、審美歯科や補綴・インプラントを専門とする歯科にお願いすることになります。

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人類進化学と顎口腔顔面系

ヒトの顔の成り立ちから−1

ほとんどの動物にはがあります。私達が所属するほ乳類にもいろいろな顔があります。
人の顔の成り立ちを知ることは、顔面顎口腔分野の基本的な事項を押さえることに必要です。

どの動物も、下顔面の構造は歯牙・歯根により基本構造が影響されているようです。
そして根の形態は食物により異なります。故に、顔を語るためには歯が必要があるようです。
歯には、人間のように乳歯と永久歯に分れているのが二生歯性、は虫類のように何回も抜け替わるのは多生歯性、この違いも基本的には食物の違いになります。
人間以外では(人間では言葉=発声がもう一つの重要な要素です)食物が顔のかたちには大変重要な要素と言えます。

今回は、歯科領域から見た顔の成り立ち等をおおざっぱに見てゆくことにします。

口腔系だけを見るとヒトの顔については

1 .犬歯はなぜ小さくなったのか
2 .なぜヒトにはオトガイ部があるのか
3 .ヒトはなぜ第一大臼歯が大きいのか

等の疑問が出てきます。基本的に進化はさまざまな、多数の要因が重なりあい偶然とも言える状況がその上に被さり生じるのでしょうが、単純化して考えるならば、犬歯の退化傾向と直立姿勢が深く関係するように思われます。姿勢の問題です。姿勢のバランスを取るためには、顎が偏位又は回転する必要がヒトの姿勢にはあるのではないでしょうか。

オトガイ部はヒトの咬合様式にその原因を見ることができます。ヒトでは多くは科学の運動様式からその咬合力は近心方向=前方方向に向かいます。咬合力は骨構造と軟組織構造の違いから下顎ではオトガイ部がその負荷を受けて成長をします。この問題には哺乳様式の違い=乳房の問題も関連してくるのでしょう。

大臼歯の大きさの違いは、このことも身体バランスに関係してきます。ヒトの顎は単純な回転運動から複雑な運動様式を開口度合いとともに生じルほど自由性があるのですが、頭蓋の姿勢におけるバランスを取る機能として大臼歯が重要な視点になるとともに、そのバランスの中で咬合力を発揮するのが基本的には第一大臼歯になります。

面は歯牙により成り立っているという、ゴリラとチンパンジーの話になります。そして結論としてはこれらの基礎を作っているのは、歯牙になります。動物では解りませんが、通常成人が咀嚼している時間はそれほど長くはありません。一日長くて数十分でしょう。この長さで影響を与えるのかどうかとの疑問がでるのでしょう。ヒトでは食いしばりの問題があります。食いしばり歯ヒトでは心理的なストレスと関連しますが、動物では悔い縛りがあるのかどうかは解りません。どちらにしろ、上下の歯の位置関係が重要であるとして、位置関係はどうして生じるのでしょう。歯牙の位置は、簡単に言えば萌出位置です。萌出位置はどのように来ますのでしょう。もちろん遺伝的な基本プログラムはあるのでしょうが、萌出は生後 7 ヶ月頃から始まり混合歯列期を経て第 2 大臼歯の萌出で終わりますが、この期間で萌出位置と歯列形態が決まることになります。しかし永久歯は乳歯に後続するのですから(第一大臼歯以降も乳臼歯の遠心面に沿ってはえますから、位置的には同じ事になります)基本的な形態は乳歯、そして最初にはえる乳前歯がポイントになると考えることが出来ます。

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小児と顎口腔顔面系

「不正咬合が増え、かまない子、かめない子が増えている」と言われますが

1990年代ごろからから、かまない、かめない子どもが増え、正咬合が増加しているという指摘が目立ちはじめ、メディアでも「噛む」ことの大切さがしばしば取り上げられてきました。特に時代的にみると、「平成」に生まれたお子さんにはこの傾向が強まっているように実感します。また、1歳6ヵ月健診や3歳児健診で不正校合(不正な噛み合わせ)や顎関節症などの歯科疾患が目だって見られる(虫歯は滅少してきています)との報告も増えているようです。とくに目立つのが不正咬合の増加です。奥歯を使ってかめないケースもある、と言うことも言われています。また、時期を同じくして、子供達の「小児喘息」「アトピー性皮膚炎」なども増加傾向にあります。傾向だけを見ると、口腔の問題とアレルギーの問題は何か相関もありそうですが、現在はその関係は論じられていないようです。

育」という言葉を最近よく見受けます。2005年には食育基本法という法律まで施行されています。しかし、人間の習性として「食育」の目的がより具体的に明確にされないとなかなか行動を起こさないものです。様々な催しにももともと興味のあるお母様方しか参加しないという報告があります。ワンフレーズの時代ですから、分かりやすい、ショッキングな目的@を掲げる必要があるのでしょう。次に食育における形態面、言換えれば顎口腔系の成長については小児歯科が担当する分野なのでしょうが、従来の研究手法には疑問が残ります。その一つは研究の焦点、口腔領域のそれも歯牙に焦点を当てすぎている傾向があります。二つめは、嚥下機能などの機能面においては詳細な機能に焦点を求めて、生物体全体としての成長過程を見ていない、言い換えれば焦点が細かすぎる傾向があるように思われます。そして三つめは、具体的な保育方法を示す場合に、「マニュアル化」しすぎる又保育ではなく「飼育方法」の解説になる傾向がある、ことなどが言えるように思われます。

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不正咬合と矯正歯科

幼児の反対咬合についての考え方

幼児の対咬合は、前突と同様近年増加傾向にあるようにも感じます。本来反対咬合はその骨格系から東洋人には他の人種に比べれば多いとされていました。反対咬合の治療には、従来様々な意見があり、現在、見解はまだ統一されていませんが、成長期を通じての後戻り現象が多いために、治療は成長期以後にされるべきだとの意見が多いようです。

反対咬合の基本的な原因について、遺伝的な問題が大きい、とされてきたようです。しかし、進化や遺伝的な面から検討した場合、もちろん前提として遺伝的なプログラムはあるでしょうが、形態の多くは出生後の環境要因が大きく作用することから考えれば、反対咬合の原因論を、遺伝的な要因としておくのは問題があるようです。単純に反対咬合を改善するには

1.前歯部を前に出すか
2.下顎を後方に引っ張るか


が考えられます。しかしその方法では改善には条件付きになります。

伝的なプログラムに症例的な成長方向を読むことが必要です。この二つを重ね合わせると
反対咬合が解消する方向に顎は成長し、同時にその中での安定が生じます。
成長に伴う故に反対咬合自体の後戻りは生じません。

先にお話しした、水平関係の改善では、改善が出来ないか後戻り現象が多く出現するケースが少なくはありません。ここで専門誌である小児歯科臨床 2006.10月号「乳歯列期反対咬合の自然治癒」からをみることにします。反対咬合では自然治癒が年少期に見ることがありますが、それには条件があります。そのことなどを含めてこの論文を参考にしながら話を進めて参り ます。

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美と顎顔面口腔系

矯正治療と副作用と性差

正治療を受けた方に、様々な慢性疾患が少なからず出現することが現場レベルでは古くから知られています。特に、女性では小児時期からの矯正治療における成人後の、内分泌、免疫、自律神経系の体調不良、又成人矯正における治療後の筋骨格系における慢性症状等があります。しかし、この慢性疾患が矯正治療と関連することは科学的な実証はありません。他の要因が影響している可能性も又少なくはありません。

我々のこれまでの経験から、矯正治療を受けた、特に性について、その経過を消去法で考察した場合、最後に矯正治療が残るケースを多く目にします。矯正治療自体は、審美面のみならず、アンチエイジングや健康に大きな意味を持つ治療であることも事実ですが、反面、歯牙移動には「炎症」が必要不可欠であり、身体への影響も考えられる治療です。より安全により効果的に矯正治療をプラスに行うためには、マイナス面を検証し、それをカバーする治療法を開発しなければなりません。

矯正治療が基本的な原因又は誘因となったと予測される、様々な身体状況は、日々の生活に大きく不便性を与えるものではなく、疾病としての生命の危険性はなく、身体機能の根本的なトラブルではないために、見逃されがちです。しかし21世紀の医療の大きなパラダイムである、クオリティーオブライフ( QOL )の為には、検証を続けることが必要でしょう。
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医学生理学における顎口腔顔面系

OSAHS ( 閉塞型睡眠時無呼吸低呼吸症候群 ) の病態について、
顎口腔系からみた一考察

睡眠時呼吸症の原因については専門的な様々な研究が進んでいますが、
この症候を顎口腔顔面系から見たとき、どのような視点で見ることになるのか、
今後の治療の伸展に多少のプラスとなればとの考えで記してみます。

専門的な見方とはもちろん違いますし、直接に治療に繋がるものではないのかもしれません。
私たちの立場で、この症候の患者さんをを見ると

1.顎の形態により肥満での頸部の脂肪の付き方のかたちが異なる

2.当時数の違いによる口蓋の深さや形態の違い。下顎では歯列による形態の違いや
  深さの違いそしてこれらは口腔容積の違いを生じている。

3.舌骨の位置の違いにより舌根・舌体の位置が異なる。
  舌の大きさとその可動性・機能性が遺伝と環境因子により個人差がある。

4.顎、下顔面の形態により頸椎の流れが異なる。

を上げることが出来るように思えます。

もう少しこの内容を細かくまとめると

1.舌骨の前後的位置関係は、気道閉鎖に影響を及ぼすことが予測され
  舌の上方への可動性と位置関係は相関することを見ることができる。

2.下顎の形態により脂肪のつく位置の違いを見ることができる。脂肪位置により
  舌の位置関係に影響を及ぼすことが予測される。

3.舌の形態的な大きさは基本的な前提になりそうである。

4.下顎の前歯の傾斜は舌骨の位置により左右されることがある。

5.噛み合せの前後的な姿勢に様々に影響を与える。

6.口腔容積は舌の位置関係に影響を与えることがある。

7.舌の位置関係は口呼吸に影響を与える場合がある。

口腔面から考察した場合、あくまでも解剖学的にですが、ASの発症にはいくつかの要因が複合的である必要があるのではと感じます。 上記の内容はあくまでも顎口腔系から見た所見であり、これらの事と「SAS」の関連性についてはSASの専門家の判断が必要なことは言うまでもありません。

もう一つ考えておくことは上記した人種差という面でしょう。脊椎形態を考えた場合、アジア人種の方が多い報告はあたっているように思います。モンドロイド以外にもロングフェイスとショートフェイスはあるのですから(比率などは詳しくは知りません)仮にモンゴロイドより疾病率が多いとするならば異なる解剖学的な要因があるのかもしれません。

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クリアライン・インターナショナル株式会社

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