OSAHS ( 閉塞型睡眠時無呼吸低呼吸症候群 ) の病態について、
顎口腔系からみた一考察
睡眠時無呼吸症の原因については専門的な様々な研究が進んでいますが、
この症候を顎口腔顔面系から見たとき、どのような視点で見ることになるのか、
今後の治療の伸展に多少のプラスとなればとの考えで記してみます。
専門的な見方とはもちろん違いますし、直接に治療に繋がるものではないのかもしれません。
私たちの立場で、この症候の患者さんをを見ると
1.顎の形態により肥満での頸部の脂肪の付き方のかたちが異なる
2.当時数の違いによる口蓋の深さや形態の違い。下顎では歯列による形態の違いや
深さの違いそしてこれらは口腔容積の違いを生じている。 3.舌骨の位置の違いにより舌根・舌体の位置が異なる。
舌の大きさとその可動性・機能性が遺伝と環境因子により個人差がある。 4.顎、下顔面の形態により頸椎の流れが異なる。
を上げることが出来るように思えます。
もう少しこの内容を細かくまとめると
1.舌骨の前後的位置関係は、気道閉鎖に影響を及ぼすことが予測され
舌の上方への可動性と位置関係は相関することを見ることができる。 2.下顎の形態により脂肪のつく位置の違いを見ることができる。脂肪位置により
舌の位置関係に影響を及ぼすことが予測される。 3.舌の形態的な大きさは基本的な前提になりそうである。
4.下顎の前歯の傾斜は舌骨の位置により左右されることがある。
5.噛み合せの前後的な姿勢に様々に影響を与える。
6.口腔容積は舌の位置関係に影響を与えることがある。
7.舌の位置関係は口呼吸に影響を与える場合がある。
口腔面から考察した場合、あくまでも解剖学的にですが、SASの発症にはいくつかの要因が複合的である必要があるのではと感じます。 上記の内容はあくまでも顎口腔系から見た所見であり、これらの事と「SAS」の関連性についてはSASの専門家の判断が必要なことは言うまでもありません。
もう一つ考えておくことは上記した人種差という面でしょう。脊椎形態を考えた場合、アジア人種の方が多い報告はあたっているように思います。モンドロイド以外にもロングフェイスとショートフェイスはあるのですから(比率などは詳しくは知りません)仮にモンゴロイドより疾病率が多いとするならば異なる解剖学的な要因があるのかもしれません。
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